世の中の仕組みは誰かの発想(パラダイム)で形成されています。
生活の分業から仕事が生まれ、便利さの追求から経済が生まれました。
先祖のおかげで「すばらしき世界」がここにあります。
しかし、その弊害が出ています。環境汚染や地球温暖化など・・・
だから今、持続可能な社会を形成するために
経済的でエコロジーな発想に転換しましょう的なほぼ週刊マガジンです。
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■ 2月からの「エコパラダイム」はくまもと温暖化対策センター理事の
「
持続可能な世の中への提案」を配信しています。24回ぐらいまで続く予定です。
■それぞれの人生で、経験した事・感じた事が違うのがヒトです。
物事の捉え方や感じた事で発想が生まれ、未来を創造する力となります。
皆さんも、感じて創造して下さい。そして、どしどしご意見を下さい。お待ちしております。
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持続可能な世の中への提案
NPO法人くまもと温暖化対策センター理事長
宮原 美智子
「自然は誰のもの?」
久しぶりの休みで、南阿蘇の水源めぐりをしてきました。
阿蘇出身の私ですが、南阿蘇は半年振りです。この暑さで涼を求めてか白川水源はじめ他の水源地も多くの家族連れが来ていました。私が、訪ねたのは「竹崎水源」と「塩井社水源」。ご存知でしょうか?
南阿蘇にはたくさんの水源地がありますが、竹崎水源は自然のままの形で残っている数少ない湧水地です。田んぼの真ん中の竹やぶの中にひっそりと立っています。昔の人が築いたとみられる苔むした石垣の奥から豊富な水が湧いています。とても風情のあるところです。好きな場所のひとつですが、先日阿蘇の知人から「竹崎水源に風景にそぐわない物置とコンクリートで固めた足場がきている」とメールが届き、気になって訪ねたのでした。想像していたよりは規模は小さいものでしたが、確かにコンクリートの水汲み場と金属のパイプの手すり、入り口に「雨宿りにどうぞ」との札の下がった物置が設置してありました。
これをみて皆さんはどう思われますか?どこにでもある普通の風景と感じますか?水を汲む人への親切からなのでしょうか?近くで渓流でしか見られない「深山川蜻蛉(みやまかわとんぼ)」「みやまあかね」を何匹も見つけました。

もうひとつの塩井社水源は山手の集落の杉林の神社の中にあり、土地の方々の管理が行き届いている静かな水源です。神社の横の池から豊富な水が湧き出て、地域の用水路へと流れていきます。地元の人々が大事に守っている水源であることがよくわかります。ここでも「みやまかわとんぼ」を何匹も見つけました。
その池の奥に見つけたものが右の写真です。レジャーにつかったゴミ袋でしょうか。健康志向からか、結構遠くから湧水を汲みにやってきます。
この日も福岡などからペットボトルをたくさん抱えて水を汲みに
きていました。
「自然は誰のものか?」-答えは簡単なようですが、私たちは日々の暮しでどう考え、どう行動しているでしょうか?「自然と共に生きる暮し 」とはどんなことか。自然とかかわりが薄れ・感謝や畏敬の念を抱きながら暮らすことが少なくなった私たちにとっては、日々の暮しの中で、「人間と自然の共生」はある意味矛盾することが数多くあります。子どものころ祖母からは「自然の恵みは必要な分だけとりなさいー根こそぎとらないこと」と常に聞かされました。近くの山にある「うどの木」の芽や蕗はここ数年根こそぎとられ、育たなくなったと父母が嘆いています。
阿蘇は世界遺産認定を目指して活動をしているようですが、だれのための世界遺産なのでしょうか?観光と自然保護―相反するものではなく、ある程度両立できるものだと思います。今年6月アメリカの3大自然公園のうちのグランドキャニオンとヨセミテ公園にいってきました。どちらもたくさんの観光客でしたが、厳しいルールもとで管理がなされていました。自然と共生するためにはルールが必要だと思います。それを伝えていく場が必要であると痛感しているこのごろです。地球温暖化の問題も同じです。エネルギーのことゴミ問題―私たちは必要以上に使っていないでしょうか?環境に関する社会のシステムを変えるときだと考えて行動をしていますが、多くの人の参加が必要です。同じ思いの方はセンターの活動にご協力いただき、どうぞ会員になってください。
昨年訪問したドイツで環境保護団体の方が言った言葉を思い出しますー「愛すれば、守りたくなる」―(まだまだわたしにはやるべき仕事がたくさんありそうです。)
新着情報です。
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