[ 水が奏でるシンフォニー ー 小水力と省電力とのコラボレーション ー ]
産業革命以降、 我々は石油をはじめとする化石燃料にエネルギー源を求めながら現在の豊かな文明社会を築いてきました。しかしそれと引き換えに大量の廃棄物を生み出し、 それはついに循環の限度を超え、地球規模の環境問題を引き起こしています。また言うまでもなく地下資源には限界があり、 やがてこれらは採掘不可能となって、 近い将来には現在の生活が成り立たなくなることが明白となっています。
さらに、 3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う原発事故は、 これまでのエネルギー政策、 更にはライフスタイルそのものを大きく転換する必要性を日本社会に迫っています。 安全で永続的な社会を構築していくためには、 化石燃料に頼ることなく自然エネルギーをベースとした社会構造への変革が必要です。 我々の基本テーマである「小水力の活用」は、 わが国の自然エネルギー政策の根幹をなす要素であり、 その普及促進は今や早急に推進すべき国家的課題となったと言えるでしょう。
昨年、市民出資による実用的小水力発電所を全国に先駆けて構築・運用した山梨県都留市において、第1回全国小水力発電サミットが開催されたところですが、 第2回となる今回の富山サミットでは、 震災以降はっきりと変化した自然エネルギーへの社会的要求に呼応すべく議論していきたいと考えます。
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