2013/09/01(日)

エコリフォームの提案

自己紹介

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昭和33年生まれ 51歳 矢野雅三

初代父の元(1級技能士・建築大工指導員)に建築大工として入門。
その後独立、平成8年に有限会社矢野工務店として会社設立、
「設計事務 家夢里」として登録。

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平成20年にEA21(エコアクション21)環境所の認定登録を受ける。

同年、くまもと温暖化対策センターの理事として社会系を担当。省エネ家電や太陽光発電の啓発事業を実施。
また、エコ住宅(省エネ住宅)の普及・啓発も新たに事業の一つとして加わり、ホームページでの紹介から始めることになりました。 

エコ住宅の中でも私はリフォーム担当として、エコリフォームのご紹介を致します。


日本古来の木造建築は とてもエコな建築物でした。
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地元の材料を使い、運搬や加工でCo2を出すことも無く、木・土・石・紙で造り上げる
また、木材の端材や杉の葉・木皮も燃料やいろんなものに利用され、
とても地球に優しい まさに大地に帰る家でした。

しかし文明の発展と共に、建築資材も開発され、様々な住宅設備にあふれる とても贅沢な人に優しい便利な住宅造りに変化して来ました。
そのような住宅が連立し、本来の日本建築物が希少となった現在 私たちにできる環境に優しいリフォームとは、いったいどんな事が出来るのでしょうか。

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古くなった家を建替えたい

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家を解体すると 産業廃棄物を沢山出し運搬も増えCo2も出ます。 また解体工事代もかさみます。 古材を再利用するのもエコなことです。
建築確認申請をしても問題があって建替えが出来ない場所もありますが、リフォームだと制限が少なくなります。

冷暖房が効かず夏は暑く冬は寒い

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外部断熱には 例えば屋根に遮熱熱塗装 壁に断熱塗装または既設かべに断熱材を施し新規壁材を上から張り重ねる。意外と影響が大きいのが窓ガラスです。既存のサッシ窓をペアガラスに変えたり、ガラスを真空ガラスに入替えたり、内窓を取り付けるのも効果的です。さらに防音効果も期待できます。
室内では、断熱性の低い内装材を 無垢木材・塗り壁等、断熱効果を持つ建材の使用でかなり効果が出るでしょう。 また夏の日差しを遮る熱線反射ガラスの取り入れや 冬の寒さ対策に遠赤外線方式の床暖房を併用されるのも自然な暖かさを感じることもできます。

どうすれば省エネになる?

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省エネ対策をするには、いろんな住宅設備がありますが、有効に省エネするためには、前記の断熱リフォームをすることでより効果が発揮できるでしょう。
空調ではエアコンも省エネ型製品がありますが、当センターの理事村上さんが開発されたエコウィン、熱交換式換気の取り入れも有効です。

節電は省エネ家電の取り入れはもちろん、エコキュウートはかなりのエネルギーの削減になりしかもCo2排出0  オール電化と太陽光発電の設置で光熱費0も可能です。
また節水に関しては、節水型便器の取り入れや 食器洗い機を使うことで節水にもなります。
雨水タンクの設置で屋外の水使用に利用するのも便利だし、指定製品の購入で補助金の利用も可能です。

薪ストーブってエコ?


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地域にある間伐材や農産物・家畜の糞尿を「バイオマス」といいます。
それらを活かせば、里山や休耕田を守ることもできますし、地球温暖化の防止にもつながります。石炭も石油も元をたどれば生物からできているのですが、石炭や石油になるまでには途方もない年月がかかる資源なので、バイオマスには含まれません。
薪ストーブの購入時に、環境省の補助金制度を利用すると、
薪ストーブ1台あたり20万円(設備費用の1/3以内)まで補助されることをご存知ですか
(詳しくは、九州薪活用協議会事務局 NPO 法人九州バイオマスフォーラム)

梅雨のジメジメ湿気対策は?

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自然素材の木や塗り壁 または自然素材を利用した建材の活用で和らげたり 窓や換気の見直しで 日当たりを良くしたり 換気の悪い部屋に換気扇を付けたり 自宅では無理と諦めず、相談してみましょう。 北側の暗い部屋に天窓を付けたり、外部に面していない部屋でもダクトを使用したりすれば換気扇の取付もできます。 
炭・竹炭の利用も色々考えられています。脱臭の効果もあり、床下に敷きこんだり、基礎等に塗りつける炭も発売されています。

健康住宅って?


ゼンソクやアトピー 住宅が原因になる病気(シックハウス)を解消する為のリフォーム
古い家には ホルミアルヒデドを出す建材が含まれている時があります。合板をつくる過程で、接着剤の中のホルムアルデヒドは、ホットプレスで熱圧される時に反応して硬化しますが、僅091006111353かの未反応のものが残留したり、硬化した接着剤からも加水分解で遊離します。これらのホルムアルデヒドが板面や木口から放散され、刺激や不快感をもたらします。


091006101854最近はこのような建材はほとんどなくなりましたが、例えば床を無垢材で張り替えたり、壁を自然素材(珪藻土や貝殻利用)で張替えたり、自然素材のクロスで張替えたりすることで、有害な成分を放出することもなく、湿度調整や臭いの吸収が期待できます。 家具・カ-テン・カ-ペット等にもホルムアルデヒドを放散するものがあるので、強い臭いのする場合は換気に心掛けましょう。 また、アスベストもいろんな建材に使用されていました、特に断熱防湿で吹付けてあるアスベストは除去して発砲タイプの断熱材を吹き付ける等の施工が望まれます。気になる方は専門業者に点検を依頼するのも良いでしょう。

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