2020/10/20(火)

理事長便り(第11回)

         第11回 昔の生活・社会とこれから(脱炭素生活)

 

昔の生活や社会を舞台とした映画を見ると、現代の生活や社会は、安心、快適などのあらゆる点で改善されてきていることが分

かります。人間社会は間違いなく進化していることを確信するのです。もちろん今でも世界中に課題は山積していますが、進化

してきた結果の課題であり、それらを改善することへの期待が持てると思っています。

例えば、200年前の産業革命当時、炭素社会到来の頃の作品に描かれている状態と今を比べると、信じられないほどの違いに気

付きます。日本では幕末の頃でしょう。薪を燃料にしていた頃と今の違いです。

世界の人口は今も、そして今後も爆発的に増加し続けることが予想されていますが、既に人口が減少している日本でも幕末期に

は人口増加の真っただ中にあり、エネルギーや食糧、様々な資材や資源不足が心配され、国外に豊かさを求めました。この頃の

豊かさの求め方は略奪でした。今もなくなってはいませんが戦争です。世界を舞台に戦争が繰り広げられていました。

世界を舞台にした大規模な戦争を可能にしたのも化石資源で、炭素社会が人間社会をグローバル化しました。より快適な社会を

求めることは、生きるものとして至極当たり前なことです。その結果排出されてきたCO2により、大気中の濃度が上昇、気候の

危機を招き、自然災害が多発しています。

中には、「昔の生活に戻ればいい」などという人がおられますが、私たちは昔の生活に戻ることが出来るのでしょうか。昔とは

いつ頃のことでしょうか。少なくとも私は自信がありません。快適さを求めて頑張ることをやめることはできません。ではどう

したらよいのか考えた結果、「さらに進化する」に至りました。

それではどのように進化するのか、脱炭素生活です。脱炭素社会の到来によりもたらされる生活です。今はこれに期待するとと

もに、その到来の一助になることを願い、地球温暖化対策の普及啓発活動に取り組んでいます。

 

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 今までの 理事長便り一覧

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 ・2020年度当初所感(第2回)

 ・理事長便り(第3回)   温暖化・プラスチック・感染症問題の共通点

 ・理事長便り(第4回)   プラスチック問題を考える

 ・理事長便り(第5回;緊急)豪雨被害お見舞いと地球温暖化適応策

 ・理事長便り(第6回)   CO2排出実質ゼロ(脱炭素)社会実現に向けてエネルギーイノベーションへの期待

 ・理事長便り(第7回)   CO2排出実質ゼロ(脱炭素)社会実現に向けて

 ・理事長便り(第8回)   市町村の地球温暖化対策事情(地球温暖化対策実行計画事務事業編)

 ・理事長便り(第9回)   市町村の地球温暖化対策事情(地球温暖化対策実行計画区域施策編) 

 ・理事長便り(第10回)   日本の地球温暖化対策について

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