2021/01/19(火)

理事長便り(第15回)

            第15回 SDGs、ESDについて(Ⅰ)

 

最近、流行語のようになっている「SDGs」が気になっています。

「流行語」と表現したことは適切ではありませんが、批判を恐れずに言うとそのようなムードを感じてしまいま

す。そして、これからもその重要性が社会に認知されていくことを願っています。

SDGsは、これからも人類が生存し続け、世界中の誰もが幸せになるために持続可能な開発が必要であり、そのた

めの目標17項目(ゴール)を国連が示したものです。私はこれを利他主義であり現代社会における世界的倫理観

として理解しています。

時期を同じくするように自国第一主義が台頭していますが、その内容から利己主義と捉えることが出来ますので、

今の時代は「SDGs(利他主義) VS 自国第一主義(利己主義)」と整理できるのではないでしょうか。まるで、

一時代前の資本主義と社会主義が対峙した構図に似ています。

この2つの価値観が生まれた背景は、人類が徐々に厳しい生存環境にさらされているということで、持続性に危機

を感じているからではないでしょうか。

私たちが直面する課題は、気候、環境、食料、格差、性差、エネルギーなどあらゆる分野に及び、環境面では、陸

域、空域、海域の全て域に及びます。これらすべてに地球規模の慢性的な問題にさらされていますが、根本的な原

因者は人間であり、人口の爆発的な増加ですから、自分自身のあり様を見直さなければならないと考え、地球温暖

化対策の普及啓発に取り組んでいる次第です。

私自身、この活動は10年を超えましたが、日本政府が2050年カーボンニュートラルを目標に政策を展開し、産業

界もそれに追随、自動車産業をはじめとして様々な産業が大きく変化しようとしています。

いよいよスマートな革命・社会イノベーションがスタートします。この度の革命は、SDGsという評価指標があり

ますので、炭素社会を生み出した1800年代の産業革命のようにはならないと信じています。

 

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PDF_24SDGs、ESDについて(Ⅰ)(111KB)

 

 今までの 理事長便り一覧

 ・理事長より(第1回)

 ・2020年度当初所感(第2回)

 ・理事長便り(第3回)   温暖化・プラスチック・感染症問題の共通点

 ・理事長便り(第4回)   プラスチック問題を考える

 ・理事長便り(第5回;緊急)豪雨被害お見舞いと地球温暖化適応策

 ・理事長便り(第6回)   CO2排出実質ゼロ(脱炭素)社会実現に向けてエネルギーイノベーションへの期待

 ・理事長便り(第7回)   CO2排出実質ゼロ(脱炭素)社会実現に向けて

 ・理事長便り(第8回)   市町村の地球温暖化対策事情(地球温暖化対策実行計画事務事業編)

 ・理事長便り(第9回)   市町村の地球温暖化対策事情(地球温暖化対策実行計画区域施策編) 

 ・理事長便り(第10回)   日本の地球温暖化対策について

 ・理事長便り(第11回)   昔の生活・社会とこれから(脱炭素生活)

 ・理事長便り(第12回)   脱炭素社会構築に向けて

 ・理事長便り(第13回)   地球温暖化による気候危機と災害への備え

 ・理事長便り(第14回)   令和2年度環境白書「気候変動時代における私たちの役割」のご紹介

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